疏水分線

ソガ/疏水太郎のブログです。

ゲーム

ダンチェ・アルアルチカ

耳をすます、チューンを合わせて異国の声が届く。それを言葉と思うのは送り手がいるという信頼、音に認められる構造、あるいは。やめよう、私はこのゲームの作者を知っていて、彼のことを思わずには受け取れないから。 なにもかも話し足りないオブジェに耳を…

十字キーが可愛い

オーディンスフィアの屋根裏部屋について。可愛いのでわりとよく知られた画面ですけども。 ここで、上ボタンで台に上ります、というのは何のことはない、普通のアクションですよね。台というのは高いものだし、画面端のヒントに書かれた「上ります」という言…

僕の手はこびとの定め

ゲームの駒がおよそ同じ大きさなのは、どういうことだと思う? まぁ、僕らの体のサイズがそれを決めてるって、僕はいつもいうけど。 生命のいなくなった星を想像するみたいに、駒のいなくなったボードを想像してみてください。彼らの残した遺跡があるでしょ…

天球儀植物園へ

【まえがき】 サクラノ詩、という作品についてはあまり言葉にならないです。答えは自分の暮らしの中に織り込んでゆこうと思いました。 ただ、それでも、暮らしというよりは私自身の天体嗜好症に引き寄せて、かつて空想していたことと響き合ったり、新たに発…

アストロ滑走団でわかる恋愛の才能

疏水太郎 初出:『恋愛ゲームシナリオライタ論集 30人×30説+』 (theoria,2010年8月15日発行) http://d.hatena.ne.jp/then-d/20120618/1340112564 夏葉薫論より 1. 序論 自然性を欠いた恋愛の描写は夏葉薫の持ち味として自負されている。本稿ではこの意識…