疏水分線

ソガ/疏水太郎のブログです。

絵の話

ひといきの漫画

さて、夜闇にまぎれて今年あらたに読んだ漫画で好きな作品の話をしてゆきます。 加藤 龍勇「Scar Face」1-6巻 Scar Face 1 作者:加藤龍勇 Amazon Scar Face 6 作者:加藤龍勇 Amazon 加藤さんの漫画の境地に至れるなら今の自分の絵などはぜんぶ投げ出してよい…

まぼろしの小さい犬

小さい犬の描かれた表紙を見て、果たしてこれはある一匹の犬をいろんな具合でたくさん描いたものなのか、いやもしかすると、なにかそうではないことを描いていて、まぼろしの犬は一匹どころかどんどん増えてゆくようなお話なのではないか(なんせまぼろしで…

ヴィネットの子たち

リヴリーのこちらの絵(スクリーンショット)がたいへんお気に入りです。下に降りてるのですよー!・・と言って伝わるでしょうか? リヴリーはヴィネットの世界をつくるアプリで、台は立体を斜め上から見た角度になっています。ヴィネット風のイラストという…

ファンアートのなかで

創作のフルカラーイラストを描きました。たぶん、ひさしぶりに。おそらくは5年ぶりに。 なんとなく久しぶりという感覚を確認したいだけだったのですが、何年ぶりということを正確に数えるのは難しくて、モノクロや3色くらいでならときどき描いてるよなとか数…

夏の巨人

土煙があがるべきではないか?とおそれたのですが、わたしの思うなかにそれはなかったのでやはりないままに描きました。 このとき足元をどうするかに意識が向いた影響で、そのまま透明になりました。こちらはまったく思いもよらなかったことですが、描いてみ…

「北へ。」主題歌オルゴール

「北へ。White Illumination」はもう20年以上も前のゲームとなります。そのため公式の展開は途絶えて久しいのですが、いまだ手に入れることのできる北へ。っぽいグッズのあることが、ファンの間で知られています。 上の写真は、フォトフレーム付きオルゴール…

さし絵の昼と夜

ニレの木広場のモモモ館 (ノベルズ・エクスプレス) 作者: 高楼方子,千葉史子 出版社/メーカー: ポプラ社 発売日: 2015/10/09 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 「ニレの木広場のモモモ館 」は壁新聞をつくる子供たちのお話で、千葉史子(ちかこ…

Little World

1.どうしよう。御茶ノ水で降りたときに東京都美術館ターナー展のポスターが目に入ったから、しまった、そういうのもあるのか、と思って、もう15時前だから今日どちらへ行こうか迷ったのだけど、より輝きがあるように思えた少女画展のほうへ向かった。大き…