1.はじめに
今回は南極のルート工作の組作品を nanoblock(ナノブロック)で制作します。必要なものは nanoblock の基本セット「スタンダードカラーセット」(NB-023)だけですので、初めての人でも手をつけやすい作品になっているかと思います。本記事を見ながらじゃんじゃん作ってみてください。
そもそもルート工作とは何ですの?と思われるかもしれません。南極では海氷の上を雪上車で移動することがありますが、氷の薄い場所や割れ目のある場所を避ける必要があります。安全なルートを確認しつつ目印の旗を立てて、道を作るのがルート工作です。
こちらの記事ではルート工作の訓練の様子が紹介されています。
また「宇宙よりも遠い場所」では第4話の夏期訓練でキマリさんたちが同様の訓練をしていましたね。コンパサー!
さて、nanoblock の作り方について、nanoblock がはじめての方は、こちらの記事に最初から手順を紹介してますのでご覧ください。
本記事は「nanoblock 基本セットで作る」シリーズ と銘打っていまして、これはスタンダードカラーセットを1つ購入するだけで、「宇宙よりも遠い場所」に関わる南極nanoblock作品をぜんぶ同時に作って遊べるようにすることを目指しています。シリーズの一覧はこちらからどうぞ。
2.南極のルート工作・設計図
今回の南極ルート工作はこれまでとは異なり、組作品となっています。
以前の作品「白石結月さん」と今回新しく作る旗と雪原を組み合わせて、
「南極のルート工作」というひとつの場面を制作します。
では、今回の設計図はこちらとなります。2つありますので、順番に作ってください。
「白石結月さん(スタンダードカラーセット)」
結月さんについては前の記事で作り方を紹介しました。
つづいて、今回の作品がこちらです。
「南極のルート工作」
設計図作成で使わせて頂いている NDD(Nanoblock Design Drawer)が作成済みの作品とポーズの読み込みに対応したので、今回のような組作品の設計図づくりが簡単になりました。
3.作り方のノウハウ
4.改造のススメ
小さいですがジオラマを作ることができます。あなたの思い浮かべる南極のルート工作の様子を作って遊びましょう。
ルート工作はルートに沿って複数の旗を立ててゆくものですので、旗を何本か立ててみるというのはどうでしょう。下の例では遠景にもう1本旗を立てました。(雪上車は本シリーズで紹介予定の作品ですので、今後をお楽しみに。)
5.おわりに
さて、最後まで無事完成されましたでしょうか?
お手元にナノブロック版の南極ルート工作ジオラマをお届けすることが出来ていれば幸いに思います。
ぜひともあなたの机の上に南極のルートを作っちゃってください。
作ったり、改造したりした時には、Twitterで教えて頂けるととても嬉しいです。
(私のTwitterはこちら。 https://twitter.com/canalsphere)
それでは、ぜひ楽しい南極ナノブロックライフをお送りください!
2019年2月18日 ソガ