個人サークル「星影拾遺」は残念ながら落選しましたが、きたまこと様のご厚意により今回の冬コミ会場にて委託で新刊を頒布させて頂きます。
・委託先:1日目《12月29日》土曜日 東J27b きたまこと事務所
https://webcatalog-free.circle.ms/Circle/14228264
・きたまこと様のスペースへお立ち寄りのついでに、こちらも手に取って頂けると幸いです。スペースでは私も売り子をさせて頂く予定ですので、会場にてお待ちしております。
(12/24 追記)
・本誌には付録を同封して頒布します。付録は当初たんなるおまけのつもりでしたが、だいぶ個人的な魂の注がれた内容となりましたので(読者の方にはもしかしたらピンとこないかもしれないマニアックなものなのですが・・)、少なくとも初版分は通販のほうにも付けます。
・会場へ早くにお越し頂けた場合、なにかお礼ができたらいいなぁと考えております。いまのところ手描きのポストカードを用意してますので、もし欲しい場合には仰ってください。
2018年冬コミ新刊「サウスポールを探しに」
■ 宇宙よりも遠い場所(よりもい)の小説、エッセイを中心としたファンブックです。
私がよりもいに触れた日々の中から、星や夢、夜と言葉、季節、水辺に関する美しい要素を拾い上げて一冊の本に綴り合せました。
よりもいってそんな話だっけ?と思われるかもしれませんが、「まぁいいじゃん、それも《よりもい》だ」 と南極よりも広い心で受け止めて頂けると幸いです。
■ サークル名「星影拾遺」(ほしかげしゅうい)
■ 形式はB5オフセット、44ページ
■ 目次
【小説】
真昼のアステリズム
(書き下ろし11ページ。結月視点で進む南極と星についての4人の雑談です。)
【エッセイ】
宇宙よりも遠い場所から見た宇宙
(南極から見える星の話です。)
南極望遠鏡について
(実際の南極望遠鏡計画とよりもいの小淵沢天文台の関係について。)
手描きの世界から
(日向さんの手描き絵に対する私の愛情。)
あさっての季節
(よりもいの季節感について。)
宇宙よりも遠いファンタスティック
(よりもいで描かれる夢みたいな場面について。)
白石結月さんと夜のヴィジョン
(結月さんの見る美しいヴィジョンについて。)
メッセージ
(キマリさんの詩情あふれるモノローグの起源を探ります。)
宇宙よりも遠い水辺
(よりもいで描かれる水辺の風景について。)
参考資料
私説・南極チャレンジ年表
あとがき・奥付
目次は以上です。あとはイラストや図版が大小あわせて十数枚。
エッセイは8篇。書き下ろし3篇とWebで既発表の文章5篇を最新情報にアップデートしたものです。
私説・南極チャレンジ年表はちょっとした付録のつもりがだいぶ頭をひねることになりました。第1次南極チャレンジ隊から小淵沢天文台の完成までの出来事を時系列で収めています。
さて、どうにか一冊の本ができました。心血注いで本を制作できるチャンスというのは限られていますので、今回、冬コミの機会を頂きましたきたまこと様には改めて感謝申し上げます。
これからどんどん寒くなって参りますが、皆様どうか当日はお気を付けて。
それでは、年末に有明でお会い致しましょう。(2018/12/6)