劇場アニメ「青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない」を観てきました。劇場前作は進路の話として、本作は母子の話として揺さぶられるところがありました。いずれも兄妹の動きが軸となるところも大いに好みでした。 映画館から帰ってきて、作中の概念で…
以下、映画「アリスとテレスのまぼろし工場」のネタバレはたぶんありませんが、TVドラマ「ねらわれた学園」(原田知世さん主演)のネタバレがあります。 上の本予告映像を映画館で見たときの「未来はあなたのものよ、でも、正宗の心は私のもの」という言葉が…
映画「グリッドマンユニバース」の感想です。まず六花さんが、もう高校2年生だから、と言うところが好きでして、自分たちが変わった理由として学年を持ち出す言い方にわたしはいつも胸がざわっとするので、今回もまずはそこで立ち止まりました。もう〇〇だか…
さて、夜闇にまぎれて今年あらたに読んだ漫画で好きな作品の話をしてゆきます。 加藤 龍勇「Scar Face」1-6巻 Scar Face 1 作者:加藤龍勇 Amazon Scar Face 6 作者:加藤龍勇 Amazon 加藤さんの漫画の境地に至れるなら今の自分の絵などはぜんぶ投げ出してよい…
(表紙下描き) 報瀬誕2022ゲームブック「プレゼント・デイ」のプリント&プレイありがとうございました! 本作は宇宙よりも遠い場所(よりもい)好きのひとが作ったよりもい好きのひと向けのゲームブックでした*1。 よりもい好きのひと向けということで、ゲ…
感想ですよ(その2)
感想ですよ。
はじめに 11月1日は宇宙よりも遠い場所(よりもい)に登場する小淵沢報瀬さんのお誕生日です。おめでとうございます! 報瀬誕2022を記念して、みんなで報瀬さんをお祝いする内容のゲームブック(2分冊)を作りました。2冊あわせてパラグラフ数が18のミニゲー…
幼稚園から小学校にかけてのことを、間取りまで思い出してみましょう。自宅のなか、県営プールのなか、学校のなか、本屋さん、いつもの中華料理屋さん、すぐなくなったほうの中華料理屋さん。それらをつなぐ道、思い出せなくて途切れる道。連続した空間とし…
小さい犬の描かれた表紙を見て、果たしてこれはある一匹の犬をいろんな具合でたくさん描いたものなのか、いやもしかすると、なにかそうではないことを描いていて、まぼろしの犬は一匹どころかどんどん増えてゆくようなお話なのではないか(なんせまぼろしで…
CGの右と左のベクトル、表と裏のシルエットのことを長いあいだ考えています。 年末に制作したおでかけ結月さんキット、というのは突然でてきたものではなく、CGについて前からもっていたある考えを実際やってみたかったからでした。 紙人形の反転 こちらの紙…
電子計算機と情報科学の歴史を追いかけていたらいろいろ面白くなってしまった、というのがまずあります。そこから他の興味についても見つめなおしてゆくとどうなるのかな、と。 それは、表現の変化だけだと思えるようなところに、なにか関係してやいないか。…
(前回の話はこちら。>ゲームブックの記法について) ゲームブックと楽譜の関係が気になり始めたきっかけはもう忘れてしまったのですが、人が紙を読み進めることで「プレイ」(演奏)される点、そこで記号を用いた分岐や繰り返しの行われるところにいつか共…
ゲームブックの表現は多様なので、一般的な様式について語ろうとすると、ああいう表現もこういう表現もあるなぁ・・と立ち止まってしまいます。ただ、そこではビデオゲームに近いことも行われているのではないか、という現代のゲーム観から素朴に導かれるだ…
これは「どこでも・もしもボックス」だなぁ、というのがキービジュアル第一弾を見た時の正直な感想でした。いしづか監督はドラえもんが大好き、ということを踏まえた連想で、どこでもドア的には遠いところをつなぐような何かで、もしもボックス要素はなんじ…
漫画で子供たちのからだが吹き飛んでゆく様子を、わたしは、体重が軽い、と呼んでいます。 登場人物の体重が軽い.くるくるころころと宙に舞う.いいトコロなのに雪から足だけ出して埋まってる人体とか力が抜けてて良い,表題作が好き.雪ん中ないかな,二人…
コミケC99は実際に開催できてなによりでした。わたしのほうは再び東京で同人誌を出す準備が整いませんので、勝手にエアコミケ?みたいな形でネットでの参加とさせていただきます。 今回の作品は「宇宙よりも遠い場所」(よりもい)の白石結月さんをネットプ…
リヴリーのこちらの絵(スクリーンショット)がたいへんお気に入りです。下に降りてるのですよー!・・と言って伝わるでしょうか? リヴリーはヴィネットの世界をつくるアプリで、台は立体を斜め上から見た角度になっています。ヴィネット風のイラストという…
わたしのインベントリ画面を更新しました。箱16から箱18までとそのほか下に載せたあたりです。 図書館から(9/1まで) 箱16 箱17 箱18 自室三段BOX中段 自室机上 自室黒猫紙袋 作業を終えるたびに未整理の荷物はあと5箱くらいかなという感覚でいますが、今回…
創作のフルカラーイラストを描きました。たぶん、ひさしぶりに。おそらくは5年ぶりに。 なんとなく久しぶりという感覚を確認したいだけだったのですが、何年ぶりということを正確に数えるのは難しくて、モノクロや3色くらいでならときどき描いてるよなとか数…
土煙があがるべきではないか?とおそれたのですが、わたしの思うなかにそれはなかったのでやはりないままに描きました。 このとき足元をどうするかに意識が向いた影響で、そのまま透明になりました。こちらはまったく思いもよらなかったことですが、描いてみ…
お元気そうでよかった、とだけ。
無声でゲームが続くなかイベントシーンになると喋ってくれる、かつてはそういうパートボイスだったように思います。いまときどき見かけるぼそっとしたパートボイス、つまり、長い字幕の台詞とは異なる声のつぶやき、あるいは驚きの声、かけ声を重ねてくるの…
インベントリボタンを自分につけたい。 押すとわたくしの持ち物リストが開きます。 というわけで、うちにある箱とアイテムを管理する「疏水箱」を更新しました。 (URLが変わりました) 今回は箱14、箱15、別室を更新です。 sosuisen-mybox.netlify.app ペー…
よりもいの聖地館林で1月16日にストリートエレクトーンが設置されていたのを知って、いつかここでよりもいの曲を演奏したいなーと思ったのでした。 (参考)https://twitter.com/N_Kashiwa/status/1350349571180818438https://twitter.com/neknek2/status/13…
宇宙よりも遠い場所(よりもい)は 2018年1月から放映されたアニメ作品で、この記事執筆時点(2020年12月31日)で明後日には3周年を迎えようとしています。 年末ということもあって、よい機会なのでちょっとしたまとめ話をしますね。 今年は放映からやや時間…
「北へ。White Illumination」はもう20年以上も前のゲームとなります。そのため公式の展開は途絶えて久しいのですが、いまだ手に入れることのできる北へ。っぽいグッズのあることが、ファンの間で知られています。 上の写真は、フォトフレーム付きオルゴール…
列車の窓からものを投げなくなったのは、いつからだったでしょうか。 漱石の三四郎では鮎の駅弁を窓外に捨てたら後ろの人が食べ残しの汁などかぶって迷惑するという場面があります。逆にいうと、少々注意さえすればごみを窓から捨てるくらいは行われていた様…
エアコミケ企画として、Yuzuki Visual Maniax 準備号3を無料配布します。C96、C97 で頒布した準備号1と準備号2を合本したものです。 準備号1の冊子版は印刷数が足りませんでしたので、この機会にご覧頂けると嬉しいです。 エアコミケC98新刊 Yuzuki Visu…
たのしいカードたち 「宇宙よりも遠い場所」の同人誌は、自分の好きなものを詰め込もうという気持ちで制作しています。二次創作小説「真昼のアステリズム」も、企画を練っているうちに情報のスケッチされたカードと会話を中心とした本文のお話とがゆるく響き…